日時:2023年12月13日(水)10:30~11:25
場所:琴平町総合センター2階大ホール
ことひらまちじゅう図書館:小川俊緒、渡辺智子、嶋田貴子
参加者:60~80代の方 19人
地域包括支援センターの方:4人
配付物:「ことひらまちじゅう図書館広報誌」及び「回想法チラシ」(小川作成)
1 当日のプログラム
(1)「ことひらまちじゅう図書館」の活動について説明
(2)落語2席「転失気」「犬の目」(渡辺智子さん)
(3)手遊び「ブラウンさんとブラックさん」
「ブラウンさん」の名前を、座ってたお年寄りの名前に変え、山を登らず、階段を登り、言葉遣いをこんぴら言葉に。(嶋田貴子代表)
(4)古民具を使った回想法 (炭火コタツ、炭火アイロン、ランプ、糸巻、昭和の雑誌など)
(小川俊緒さん)
「回想法(思い出語り)でいきいき元気! 回想は過去と現在そして明日と未来をつなぐ時間の縁」
※回想法とは、アメリカの精神科医ロバート・バトラー氏が、30年前に提唱した高齢者に対する診療法の1つ。
2 活動を行って
渡辺さんには楽しい落語を披露していただき、会場のいたるところから笑いがこぼれ、終始和やかな雰囲気につつまれました。
小川さんには、昔の道具を題材にお年寄りの皆さんと会話する回想法を行っていただきました。古民具や昔の琴平の写真に引き寄せられ、昔を思い出す皆さんの姿はとても幸せそうに感じられました。
また、小川さんは、最後に、アフリカ出身のアナン元国連事務総長の「アフリカでは、お年寄りが亡くなったら、図書館が1つなくなることと同じだ」との発言を引用し、「皆さんは、社会にとってかけがいのない存在です」と締めくくりました。
参加者の皆様からは、「楽しかった」「昔がなつかしい」との声をちょうだいしました。
今回の「ことひらまちじゅう図書館」メンバーの「頭のげんき塾」での活動では、地域のお年寄りの皆さんに寄り添うプログラム提供ができたのではないかと思います。