日時:2025年10月29日(水)13:00~15:30
場所:ことひらまちじゅう図書館各館 (嶋田代表がご案内)
琴平町役場、高橋由一館美術館、海の科学館、松尾寺、リトル・ミー
琴電旅する図書館、ちょっとこ場
ちづ図書館参加者:中央公民館館長、司書、図書館応援隊ボランティア5名のあわせて7名の皆さん
産経新聞の掲載記事で私たちの活動を「ちづ図書館応援隊」の方が知り、有志だけで活動することひらまちじゅ図書館に興味を持たれて、このたび視察となりました。
鳥取県ちえの森ちづ図書館は、2014年に図書館設立に向けた構想が持ち上がり、計画が進んだ結果、2020年に開館したとのこと。
当初、公民館の2階に本棚を作り、町民が持ち寄った本だけで運営していたが、高齢者や子どもたちには使いづらかったことから、図書館設置の要望に至ったそうです。
智頭町は、人口6000人弱、琴平町の約3倍の面積を持つ鳥取県の南東部に位置する山間の町です。
私たちの活動について、「ことひらまちじゅう図書館のように、町内各所の身近な場所に本棚があるのは、とてもいいことだ」「館長自身のおすすめの本をきっかけに、住民同士の交流が生れるのでは」といった感想をいただきました。
一方で、智頭町に皆が居心地よく過ごせる場(公立図書館)ができたことは、住民にとっては幸せだとおっしゃっていました。
視察の目的は、私たちを応援したい気持ちがあったとのこと。加えて、改めて公立図書館の存在の意義を確かめることもできたと語っていらっしゃいました。
2017年12月からスタートしたことひらまちじゅう図書館の活動の目的の一つに、琴平町での公立図書館設置に向けた機運醸成があります。智頭町ちえの森ちづ図書館の皆さんの視察を通じて、ひょっとして、よりよく生きることの格差が地域間で生じているのではないかと考えさせられました。





