「旅する図書館・琴電琴平駅」が開館しました。

ことひらまちじゅう図書館の24番目の図書館として、2021年12月21日、「旅する図書館・琴電琴平駅」が開館しました。



「旅する図書館・琴電琴平駅」は、香川県立琴平高等学校の「総合的な探求の時間「琴平道」(地域の一員として交流し、人間力を育成する取組み)」において高校生がデザインを考えペイントした本棚を、琴電琴平駅に設置して開館しました。

「旅する図書館・琴電琴平駅」の開館は、ことひらまちじゅう図書館(代表:嶋田貴子)、香川県立琴平高等学校(校長:志賀紀之氏)、高松琴平電気鉄道(株)(代表取締役社長:真鍋康正氏)の三者が協働して取り組んだ、「旅する図書館」プロジェクトの成果となるものです。

開館に先立ち、関係する多くの方々にご臨席いただき、開館式を開催しました。
開館式の模様


ことひらまちじゅう図書館代表 嶋田貴子


琴平高校校長 志賀紀之様


琴平高校の生徒 滝口凛花さん


「旅する図書館」プロジェクトに参加した琴平高校生の皆さん


メディア関係者の取材を受ける生徒の皆さん


高松琴平電気鉄道株式会社
鉄道事業本部運輸サービス部長 藤本重信様


琴平町長 片岡英樹様


司会進行 
行安亮ことひらまちじゅう図書館 Kotier館長 

 本棚の概要
まちじゅう図書館本棚(木製で高さ147cm×幅45cm×奥行45cm)に、高校生のアイデアである、琴平町の花や流し樽、海や山を走る琴電、空を飛ぶ本などのイメージデザインを丁寧に描いています。

また、本の収集のコンセプトも高校生が考え、琴平町の歴史、うどん、方言、旅、電車、絵本、短編などといった内容で、琴平高校の生徒や先生、趣旨に賛同してくれた町の方々、ことひらまちじゅう図書館より約50冊を集めました。





 旅の本棚としての「旅する図書館・琴電琴平駅」
旅する図書館・琴電琴平駅は、高校生、観光客、地域の人にとって本でつながる居場所となることを目指します。
本があることの幸せや豊かさを、始発終着駅のこの駅に降り立った人、どこかに帰る人に伝えたい。本棚の本は、読書や貸出期限無しで、本を手に取った人と共に旅をしてもいいのです。
この町の心豊かな印象は、再び本と戻ってきたい気持ちに繋がるでしょう。